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中国の鉄鋼マーケットが回復の兆しを見せていることから、ニッケル価格が2010年には約9%回復する見込みであると、Minara Resources Ltd(ASX:MRE)のChief Executive、Peter Johnston氏が語った。

現在のニッケル価格は約1万8300米ドル、2007年の中国における製鋼ブームの絶頂期には最高約5万5000米ドルであった。2008年に中国の製鋼所が生産を減少させた際には、8900米ドルまで下落した。

中国の鉄鋼メーカートップ、Baoshan Iron & Steel(SHA:600019)は、前半期には鉄鋼分野において損失を転じて利益としており、今年度は収益を見込んでいる。ニッケルはステンレススチールの主要原料で、生産コストの60%を占める。Boashanは、ニッケル在庫を最小減に抑えステンレススチールのコストを縮小化させることで、世界経済危機下でのニッケル価格変動からのプレッシャーを軽減させている。

Johnston氏によれば、2009年のニッケルの需要と生産は20%減少する。「そのような状況が続くとは思っていなかった」と豪ニッケル生産会社のchiefである同氏は語った。Johnston氏によれば、中国のニッケル消費は「回復の兆しを見せている」。

東アジアや米国が回復の兆しを見せているにもかかわらず、欧州や日本のマーケットは未だ弱気に傾いているとJohnston氏は語った。

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