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ウォール街での昨夜の暴落を受けて、今朝の株式市場は取引開始数分後に3％急落した。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は、148.5ポイント・3.3％も下落し、取引開始時4,391.9であった。

ウォール街は昨夜、米国の投資銀行 Lehman Brothers が破産申請をしたことを受けて、4％超下落した。 Lehman Brothers を取り巻く噂が未確認であった昨日のオーストラリア株式市場は1.5％超下落し、取引を終えた。 Lehman Brothers の崩壊と Merrill Lynch の格安での売却というマイナス先導によって、オーストラリアドルは今日さらに下落する可能性があるとアナリストは予測する。

昨日、オーストラリア株式市場は下降した。S&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は87.4ポイント・1.75％下落し4,980.1、全株価指数は84.4ポイント・1.67％下落し5,041.9であった。一次産品価格が下がったことを受けて、資源株は再び下落した。

日本は11月、オーストラリア、ブルネイ、マレーシア、インドネシアから液化天然ガスを記録的な価格で購入した。これは、ある原子力発電所が安全点検のため休止したことを受けて急上昇した需要に対応するためである。日本の通関統計から算出したLNGジャパン株式会社からのデータによると、この世界最大のＬＮＧ購入者は11月、557万メートルトンを100万英サーマルユニットあたり9.17ドルもの価格で輸入した。前月比38％売上げ増のブルネイは価格上昇を先導した。
日本のLNGコストは、原油基準が記録高に達したことと、東京電力の柏崎刈羽原子力発電所での事故がガス火力発電の出力増加を促したことにより上昇した。オーストラリア、マレーシア、ブルネイのLNG事業は、定期的な審査を含む複数年契約のもと、日本の事業と価格の再交渉をしている。
「LNG価格は、原油高が続く限り、おそらくこの先何年かは上昇または現状の高いレベルを維持するだろう」と、東京の野村證券エネルギーアナリスト松本繁季氏は語る。

木曜日のオーストラリア株式市場は、米国が景気後退へ向かうのではないかという引き続きの懸念からマイナスで取引を終えた。

Incitec Pivot Ltdはメルボルンにて年次総会を開催する。また、Panaegis Gold Minesと薬品開発業者Prana BioTechnologyも年次総会を開催する。

本日、ANZ Banking Groupと薬品流通・小売業者Australian Pharmaceutical Industries Ltd (API)が年次総会を開催する。また、Cellnet Group Ltdがブリスベンにおいて年次総会を開催する。