月曜日のアジア株式は少ない取引のなかで下落した。予測を若干上回る内容の第4四半期 GDP 数値が昨日発表されたものの、ウォール街での先週後半の下落や中国での金融引締めの影響を受けた東京の株式は値を下げた。月曜日のオーストラリア株式も一部の落胆的な収益報告から圧力を受け下落した。ウォール街や火曜日も休暇期となっている上海・香港・台湾・シンガポールなどのアジア主要市場からの先導はない。
企業ニュース
住友商事 (TYO:8053) はケーブルテレビ企業ジュピターテレコム (JSD:4817) における株式保有を40%へ引き上げるべく1,221億円での株式公開買い付けを行う予定であると語った。これは KDDI (TYO:9433) が同ケーブルテレビ企業での最大株主となるために行う入札に対抗するためのものである。住友商事は J:Com として知られるジュピターの株式約27%を保有している。加入者数その他部門において日本No.2の電話通信企業である KDDI は、投票権ベースでの有効数となるジュピター株31.1%の買収、そして米国のメディア企業 Liberty Global Inc (NASDAQ:LBTYA) からのジュピター株購入により最大株主となることを計画している。
Macquarie Group (ASX:MQG) は成長するアジア石油市場から利益を得るべく、シンガポールにおいて現物での石油売買事業を開始する予定である。オーストラリアの同銀行は書類上での国際石油売買事業を既に行っている。 Macquarie Group の Energy Markets 部門は、 Steven Taylor 氏が率いることとなる6名体制のチームを雇った。
お問合せ先
Tetsuya Okada Asia Business News Asia Bureau TEL: +61-2-8205-7340 EMAIL: tetsuya.okada@abnnewswire.net