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注目の経済事象と数字
National Australia Bank (NAB)の1月の業況判断指数は7ポイント上昇の15ポイント。この数字は12月には11ポイント下落していた。業況感は製造業、金融関連サービス、個人、娯楽セクターにおいて堅調な数値を示した。一方で同調査は、業況は軟化、雇用状況は概して変化が無いことも示した。NABは2010年末までには失業率が4.75％近くまで下落すると予測している。
Westpac-Melbourne Instituteは水曜日12月の経済活動インデックスを発表予定。
企業合併＆買収ニュース
Tandou Limited (
ASX:TAN)はGuinness Peat Group (ASX:GPG)から同社の100％子会社GPGがTandou株式をひと株あたり0.33豪ドルでの買収オファーを計画していることを述べた文書ならびにBidder's Statementを受けた。Tandou役員会は株主らに対して、Target's Statementの発表があるまで行動を起こさないよう求めた。この買収オファーの内容がTandau株式の本質的な価値を大きく下回っていることから、ディレクターの間ではこのオファーは魅力に欠けているという見解で一致している。重要企業ニュース
土木建設業のMacmahon Holdings Ltd. (
ASX:MAH)は火曜日、12月31日までの半期純利益を2150万豪ドルとした。これは前年同期の1410万豪ドルから54％の増加。世界金融危機後、同社への仕事の依頼数が大きく回復した。Macmahonは年間見通しを引き上げ、純利益を11月に予測した3400万豪ドルから僅かに増加の3600万～4000万豪ドルとした。Westpac Banking Corporation(
ASX:WBC)が第1四半期の現金収入を33％増加との発表したことを受けて、同社の株式が急上昇した。Westpacによると12月31日までの3ヶ月間の同社の現金収益は前年同期の12億豪ドルから16億豪ドルに増加。WestpacチーフエグゼクティブのGail Kelly氏はこの収益の拡大の原動力として、損金の半減ならびに全事業が上がり調子であることをあげた。Fosters Group (
ASX:FGL)のチーフエグゼクティブIan Johnston氏が火曜日に述べたところでは、同グループは、株主の利益に沿う全ての構造上の選択肢について評価を継続して行う一方で、ワイン・ビール事業の分離の可能性を排除してはいない。同社の上半期純利益は13.5%減少したものの、Fostersは最近になって状況の改善が見られていることから、今年度は状況は明るいと確信していると述べた。12月31日までの半期純利益は3億5570万豪ドルで、前年同期の4億1130万豪ドルを下回った。不動産開発・投資を展開するMirvac Group (
ASX:MGR)は同社の12月31日までの半期純利益を4720万豪ドルと発表した。前年同期には6億4570万豪ドルの中間純損失を記録していた。同グループは賃貸物件ならびに商業不動産投資からより多くの賃貸料収入をあげ、年間見通しを上方修正した。 Seek Ltd. (
ASX:SEK)の12月31日までの上半期純利益は、前年同期の3250万豪ドルから12.6％増の3660万豪ドルに増加した。Seekは同社の求人広告部門が「非常に良いスタート」をきったことから、下半期についても利益の拡大を予測している。OneSteel Ltd. (
ASX:OST)の12月31日までの上半期利益は前年の2億2800万豪ドルから1億1700万豪ドルに減少した。それでも尚、これは市場の予測を上回る数字。OneSteelは下半期純利益の見通しを大体において上半期と同様とした。建設工事関連企業のMonadelphous Group Ltd (
ASX:MND)は2009年12月31日までの販売利益を6億1950万ドル、半期純利益を4050万豪ドルとし、両数字とも前年同期比で10％の増となった。同社はまた作業能力の拡大に着手すると語った。お問合せ先
Satoko HiasaTEL: +61-2-8205-7353
EMAIL: satoko.hiasa@abnnewswire.net
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