オーストラリア市場レポート　2010年7月29日

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ウォール街での4日連続の上昇が止まったため、今朝のオーストラリアの株式は下落した。航空や電子製品への低調な需要により高額商品に対する注文数が6月に減少したとのニュースを受け、米国の株式は下落した。

S&P/ASX200 基準指数は取引前半において0.56%下落、全株指数は0.38%下落した。金融株に先導され、同国内市場は多くの部門において下落となった。

企業ニュース

Tower Australia (

ASX:TAL) は今日、2010年6月四半期において同社の保有保険料が初めて10億豪ドルの水準を越え、前年比40.5%増となったと語った。保有保険料は未解約もしくは満期を迎えていない全保険契約に対する初回保険料である。新事業保険料は5,810万豪ドルから2倍超増加し1億2,730万豪ドルとなった。個人新事業成長は前年比で横ばいであった。しかし Group Risk における207%の新事業成長は、保険料が年間8,000万豪ドル増加する、 AustralianSuper のメンバー70万人への新所得保障手当の含有を大きく反映した。

Centro Properties Group (

ASX:CNP) は、同社の米国事業全体で多数の資金手当てを完了、引き続き再編オプションの審査を進めると語った。 Centro は、2010年12月31日付もしくはそれよりも早い時期に期限を迎える予定の Super LLC (CNP 、 Centro Retail Trust (CER) 、 Centro MCS 40 のジョイントベンチャー) 内の負債32億米ドルのうち約27億米ドルに対する資金調達を完了した。この27億米ドルの資金調達は約23億米ドルの延長と4億米ドル超の借り換えを含む、と同社は語った。この4億4,000万米ドルの残高に対応する多数のオプションが.検討されており、 Centro はこれらがやがて解決されるものと確信している。

Goodman Group (

ASX:GMG) は今日、 ING のオーストラリア不動産プラットフォームである ING Industrial Fund (

ASX:IIF) を単独上場企業として維持すべく、同社の管理企業となることに関心を寄せていることを認めた。 Goodman は現在 IIF の4.4%を保有している。 Goodman はこれが同社資金運用事業の賢明な拡大になるものと考えている。詳細にわたる協議は行われておらず、どのような取引が進められるかは全く不確実である、と Goodman は語った。

有料テレビサービス企業 Austar United Communications Ltd (

ASX:AUN) は、6月30日までの6ヶ月間における同社純利益が昨年上半期の3,550万豪ドルから42%減となる2,069万豪ドルであったと語った。収入は6.3%増加し3億5,186万豪ドルとなった。ダウンロード・ストリーミング製品 Austar AnyWhere の7月上旬における発表に伴い同社製品はこれまで以上に良化、同社は勢いが戻ってきたという前向きな兆候を見ている、と経営責任者である John Porter 氏は語った。

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Tetsuya Okada
Asia Business News Asia Bureau
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