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取引前半において S&P/ASX200 指数は0.24%下落し4,555.4ポイント、全株指数は0.21%下落し4,575.2ポイントとなった。
経済ニュースとしては、今週オーストラリア統計局による主要8都市の住宅価格指数が発表された。同統計局によると、シドニーとメルボルンの完成住宅価格指数は2009/10年会計年度において20%を超えたとのことである。キャンベラ (+19.6%) 、ダーウィン (+14.6%) 、パース (+13.0%) 、アデレード (+11.6%) 、ホバート (+10.8%) 、 ブリスベン (+8.5%) がこれに続く。しかし、準備銀行による昨年10月以降6回にわたる金利引上げの影響を受け、四半期ベースでの住宅価格の上昇は減速した。
企業ニュース
巨大鉱業企業 Rio Tinto Limited (
ASX:RIO) は、2010年上半期における基本利益57億8,000万米ドルを報告、これは前年同期比で125%の増加となった。 Rio Tinto の鉄鉱石部門の利益は前回の半期と比べ113%増加し41億1,000万米ドル、銅部門は倍増し10億6,000万米ドルと力強く成長した。 Rio の好調な半期業績は、中国やインドで加速する工業化・都市化に先導される堅調な一次産品価格を反映している。MOKO.mobi Limited (
ASX:MKB) は今日、同社の米国での拡大において開始後の初め2週間で5,000人を越えるユーザーの加入という好調な業績を記録したと発表した。 MOKO.mobi は携帯電話やPC通じて場所を問わずチャットやシェアが可能となる国際的なプラットフォームである。同社は現在 AT&T (NYSE:T) のユーザー基盤を通じ MOKO を展開しており、今後 Verizon (Public, NYSE:VZ) ともつながる予定である。 MOKO は6ヶ月で32万人を超えるユーザーの登録という大規模なマレーシアのユーザー基盤を既に確立、またオランダ最大の携帯電話運営企業 KPN (AMS:KPN) を含むヨーロッパでの提携を構築している。同社が世界的な拡大を続けることから、 MOKO は中国語、日本語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、イタリア語、ロシア語など複数言語が使用可能となる予定である。新興鉄鉱石企業 Centaurus Metals Limited (
ASX:CTM) はブラジルの採掘企業 Mining Ventures との間で外注契約を締結した。この契約はブラジルでの非主要の銅・金プロジェクト2件をカバー、これは金・ベースメタル鉱化の潜在的用地7ヶ所からなる。同契約の下、 Mining Ventures は探査投資の3段階に取り組むべく425万米ドル (90%権利に相当) を支出する予定で、 Centaurus は最終探査段階後の将来のコストに貢献することとなる (10%権利に相当) 。この契約により、 Centaurus が主要鉄鉱石事業への注力を続けながら、ブラジルでの銅・金資産の価値を解き放つことが可能となる。お問合せ先
Tetsuya OkadaAsia Business News Asia Bureau
Email: tetsuya.okada@abnnewswire.net
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