Sydney, 2008年1月17日, AEST (ABN Newswire) - 本日のオーストラリア証券取引所(ASX)における株式と注目情報

日本は11月、オーストラリア、ブルネイ、マレーシア、インドネシアから液化天然ガスを記録的な価格で購入した。これは、ある原子力発電所が安全点検のため休止したことを受けて急上昇した需要に対応するためである。日本の通関統計から算出したLNGジャパン株式会社からのデータによると、この世界最大のLNG購入者は11月、557万メートルトンを100万英サーマルユニットあたり9.17ドルもの価格で輸入した。前月比38%売上げ増のブルネイは価格上昇を先導した。
日本のLNGコストは、原油基準が記録高に達したことと、東京電力の柏崎刈羽原子力発電所での事故がガス火力発電の出力増加を促したことにより上昇した。オーストラリア、マレーシア、ブルネイのLNG事業は、定期的な審査を含む複数年契約のもと、日本の事業と価格の再交渉をしている。
「LNG価格は、原油高が続く限り、おそらくこの先何年かは上昇または現状の高いレベルを維持するだろう」と、東京の野村證券エネルギーアナリスト松本繁季氏は語る。

本日のオーストラリア証券取引所(ASX)における株式:

ASX:STU - STUART PETROLEUM LTD ‐変わらず1.05ドル
石油生産業者 Stuart Petroleum Ltd は、同社の収益を記録的なレベルへ押し上げる、2007年第四四半期の生産における94%の上昇を発表した。

ASX:RSP - RESOURCE PACIFIC HOLDINGS LTD ‐3セント下落し、3.01ドル
買収ターゲット Resource Pacific Holdings Ltd は、ニューサウスウェールズ州Hunter Valleyにある同社唯一の施設Newpac坑内掘炭鉱の埋蔵量数値を修正した。

ASX:CER - CENTRO RETAIL GROUP ‐2.5セント上昇し、35セント
ASX:CNP - CENTRO PROPERTIES GROUP ‐14セント下落し、46セント
Centro Properties Group の株式は下降を続けている。

ASX:MFS - MFS LTD ‐取引停止中で、3.18ドル
ASX:CIY - CITY PACIFIC LTD ‐18セント下落、3.33ドル
MFS Ltd は、取締役一名の「個人的な理由」による退任を発表した。
MFS Ltd は、同社より小規模の投資企業 City Pacific からの8億3,000万ドルでの買収入札に対し、同社ファンド・マネジメント部門からの Stella 観光事業切り離しを検討していることから、取引停止状態にある。

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