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金曜日のアジア各国の株式市場は、ウォールストリートが下げを記録したことを受けた投資家感情の高まりから総じて下落した。主要指標の日経平均株価は一時9500円に下落、約4か月ぶりの 安値を付けた。主要通貨が米ドルに対して下落している一方で、引き続き円高状況が続いている。

韓国総合株価指数は、世界的な経済回復懸念から値を下げて取引を開始した。今日の香港ハンセン指数は、中国本土の上場企業に先導されマイナス領域に入っている。

企業ニュース

日本メディアが報じたところによれば、東京海上ホールディングス(TYO:8766)は、ムンバイに拠点を置金融サービス会社Edelweiss Capital Ltd.と2011年1月をめどに合弁生命保険会社の設立を計画している。東京海上とEdelweiss Capitalは早ければ今月には予備的な会社を設立する見通し。東京海上はおよそ30億円を投入し26%の権益を取得、Edelweiss Capitalは74%の権益を取得する見込みである。

建設機器製造大手のコマツ(TYO:6301)は中国に展開している融資ビジネスを通して、2010年3月までの1年間の営業利益を6億円と見込んでいる。これは掘削機購入のための投資需要が追い風となった。中国でのコマツの掘削機販売は10月の時点で2倍以上に増加しており、中国市場が同社の海外向け売上の18%を占めると見込んでいる。

韓国のSamsung Engineering Co. (SEO:028050)が金曜日に伝えたところによれば、同社はアブダビ国営の石油会社Abu Dhabi National Oil Co.の関連会社Takreerに対して、2013年4月までの精製プラント建設に向けての27億米ドル相当の注文を受けた。この新たな受注により、同社はの受注は年間受注目標の70億ドルを上回る80億ドル以上とした。Daewoo Engineering & Construction (SEO:047040)もまた、Takreerからアラブ首長国連邦のRuwais精製所拡大プロジェクト下で12億米ドルの受注を受けたと述べた。

収益ベースで台湾最大の航空会社China Airlines Ltd. (TPE:2610)は、2四半期連続の純損失を記録したのちの12月31日末締め四半期では収益を見込んでいるとしている。来年は10億NTドルの増収を可能性として見込んでいるものの、最終的な見込みを発表するには至っていない。

東芝(TYO:6502)が金曜日に伝えたとろによれば、中国における半導体アセンブリ並びに検査のジョイントベンチャー設立に向けての合意に関する覚書に合意した。東芝はNantong Huada Microelectronics Group Co、富士通 (TYO:6702)の合弁会社 Nantong Fujitsu Microelectronics Co. (SHE:002156)との協定に署名した。

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