他の言語を選択
      


木曜日のオーストラリア株式は、Rio Tintoの堅調な生産・販売を示した報告書に影響され値を上げた。上向きの雇用データおよびアジアマーケットの回復もまた市場を押し上げる一因となった。取引終了時のS&P/オーストラリア証券取引所200銘柄の基準指数は29.9ポイント・0.6%上昇し4,898ポイント、全株価指数は29.3ポイント・0.6%下降し4,929.4ポイントとなった.

注目の経済事象と数字

オーストラリア統計局(ABS)が木曜日に発表したところでは、12月のオーストラリアの公式失業率は5.6%から5.5%に低下、エコノミストの予測した5.8%よりもはるかに良い数字をとなった。

企業合併&買収ニュース

Probiotec Limited (ASX:PBP)が伝えたところでは、同社はAustralian Dairy Proteins Pty Ltd (ADP)ジョイントベンチャーの全権益の買収を完了した。ADPジョイントベンチャーは、ProbiotecとDairy Farmers Limitedにより、高純度の乳タンパク質をホエー(チーズ生産の副産物)から抽出する分留プラントの発展および建設のために設立されていた。この買収により、ProbiotecはADPの権益の49.999%を獲得した。

重要企業ニュース

Transfield Services (ASX:TSE)とWorleyParsons (ASX:WOR)が50%ずつ権益を所有するジョイントベンチャーTransfield Worley Servicesの発表によると、同社は提案していたブラウンフィールド・プロジェクトの実行とメインテナンス・サービスの提供に関してWoodside Energyと覚書を交わした。この合意は、Woodsideのオフ・ショアならびにオン・ショアのガス施設において、ブラウンフィールド・プロジェクトの実施を含む。

Rio Tinto (ASX:RIO)が、同社の鉄鉱式生産についての同社のガイダンスを打ち砕き、bulk commodityの生産において新たな記録を更新した。これは、中国からの継続的な高い需要に先導されたもの。この資源大手は、同社の第4四半期における世界中の鉄鉱石生産を、2008年の同時期比で49%の増加と報告。同社の世界的な鉄鉱石販売は、新たな四半期販売記録となる6100万トン(100%ベース)を達成した。2009年の鉄鉱石生産に関しては、2億1700万トンを上回り(目標ベースは1億7200万トン)、2008年から13%の上昇となった。

Coal & Allied Industries Limited (ASX:CNA)が、12月四半期と2009年の両方における石炭生産・販売の増加を報告した。2009年の同社の石炭生産の数字は1896万トンで、2008年の1861万トンから上昇した。2009年12月四半期においては、同社の石炭生産量は5.28mtで、前年同期比の4.74mtから増加した。

その筋に詳しい人物の情報によると、Singapore Telecommunications Ltd. (ASX:SGT) (SIN:Z74)が、同社のオーストラリア事業Optusの権益25%をオーストラリアの新規公募を通して売却する可能性があり、これによりおよそ40億豪ドルの資金調達が可能である。SingTelは、売却により得た資金を、オーストラリアやシンガポール以外の市場における買収や拡大のための現金活動資金として使用するのではないかと見られている。

Clime Capital (ASX:CAM)は、2009年12月31日時点の同社の有形純資産(NAT)は6580万豪ドルもしくは1株当たり1.44豪ドルであったことを発表した。また同社は、2009年12月31日までの半年の中間、税引前利益は1500万豪ドルになると見込んでいる。

お問合せ先

Satoko Hiasa
TEL: +61-2-8205-7353
EMAIL: satoko.hiasa@abnnewswire.net



関連企業

WorleyParsons Limited
        

Singapore Telecommunications
      

RIO TINTO LIMITED
         

Probiotec Limited
      

Coal & Allied Industries Limited
      

Clime Capital Limited
      

Broadspectrum Ltd
       


関連業界トピックス:

 (89974)