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電話通信部門に先導され、昨夜の米国株式は下落した。 Sprint Nextel は超高速の利用が可能な新型携帯電話を公式に発表した。 Sprint Nextel は反発したものの、他の電話通信企業はすべて競争的な懸念を受け下落した。ポルトガルの信用格付けの格下げも米国市場に圧力を掛けた。水曜日のアジア市場は大半が若干増を記録した。日本の日経指数は0.4上昇した。力強い企業業績報告に支えられた中国の上海総合と香港のハンセン指数はそれぞれ0.1%上昇した。韓国の Kospi は0.05%の若干減となった。

企業ニュース

日本の東京ガス (TYO:9531) は、オーストラリアの Energy World Corp. (ASX:EWC) によりインドネシアの Sulawesi 島で展開される Sengkang 液化天然ガスプロジェクトへの参加に向けた独占交渉権を獲得したと語った。東京ガスは同プロジェクトに関わる Energy World の4部門の各部門における25%の取得、年間50万トンの LNG 購入を見込んでいる。これは同社の LNG 総輸入における約5%となる。東京ガスは2010年末までに交渉をまとめることを目指している。

スーパーマーケット経営企業であるイオン株式会社 (TYO:8267) は水曜日、ドラッグストアの関連企業 CFS コーポレーション (TYO:8229) における持分増加に向けた株式公開買い付けを行う予定であると語った。イオンは1株600円で最高430万株を購入する予定で、持分は現在の33.22%から最高で46.53%へと増加することとなる。

台湾の産業用モーター製造企業 TECO Electric & Machinery Co. (TPE:1504) は、同社初の自社ブランド2メガワット規模の風力タービンを発売したと語った。 TECO は約100機の陸上タービン発注に関し顧客との協議を行っており、米国・中国・オーストラリアの購入候補先から関心が寄せられている。 TECO は約20機の風力タービンに関し、シンガポール企業との間で同意書を締結した。

マカオのカジノ経営企業 Wynn Macau Ltd. (HKG:1128) は水曜日、世界経済の停滞や豚インフルエンザ、中国本土のビザ規制により収入が打撃を受けたものの、昨年の純利益において増加を記録したと語った。同社の12月31日までの年間純利益は20億7,000万香港ドルで、2008年の20億4,000万香港ドルから1.4%増加した。これは2月に発表された見通しと一致する。 Wynn Macau は4月に同社の主力プロジェクトであるマカオプロジェクトの拡大開始を見込んでいる。

お問合せ先

Tetsuya Okada
Asia Business News Asia Bureau
TEL: +61-2-8205-7340
EMAIL: tetsuya.okada@abnnewswire.net



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Wynn Macau Limited
      

東京ガス株式会社
      

Teco Electric & Machinery Company Limited
      

エナジーワールドコーポレーション
      

株式会社CFSコーポレーション
      

イオン株式会社
       


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