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日本のPCメモリメーカー、エルピーダメモリ(TYO:6665)が伝えたところによれば、同社の生産子会社である台湾企業Rexchip Electronics Corpがダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)価格の高等により7-9月に利益を記録した。同四半期の純利益は10億円に上る見込みで、Rexchipは5期目にして始めて純利益を記録したことになる。

Rexchip Electronics Corpはパソコンやサーバーに使用されるDRAMの製造を行っており、エルピーダメモリと台湾のPowerchip Semiconductor Corp.(TPO:5346)とのジョイントベンチャーとして創設されたが、3月にエルピーダが子会社化していた。

DRAM価格は高性能機種への需要の増加により過去3ヶ月間で30~80%急騰した。エルピーダはチップ価格の回復が続く中、更なる利益の拡大を見込んでいる。

韓国メーカーのSamsung Electronics Co (SEO:005930)やHynix Semiconductor Inc (SEO:000660)と競合しているエルピーダは、300~400億円を投じ、データ転送速度が速く電力消費の低い45mmDRAMへと段階的に移行していく計画である。

お問合せ先

Satoko Hiasa
TEL: +61-2-8205-7353
EMAIL: satoko.hiasa@abnnewswire.net



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